求める人物像
三進運輸では、急速に変化し続ける社会の中で
新しい「ドライバー」像を一緒に作っていただける人材を求めています。
三進運輸が運送会社として持続的にサービスを提供し続けるために、社会の変化に対し敏感でいられること。
そして、お客様から求められるニーズを常に考え、新しい価値の実現に向けて、挑戦し続けることができる人。
シンプルに言うと、人間性がしっかりしていれば大丈夫です。
仕事や指示、決まり事に対して素直に、柔軟に対応できる人であれば、経験や年齢は関係ありません。
仕事をする上で大切にしていただきたいのは、自分ひとりが働いているわけではなく、みんなで集まって一つの会社を作り、みんなで協力し合って働いているということ。
周りの人、家族、運送に関わっている会社、すべての人が安心できるような人を目指していきましょう。
仕事への想い
私たちは、メーカーが作った製品を、正確かつ確実、安全にエンドユーザーのもとへお届けする仕事を日々行っています。
メーカーの看板を背負って製品を運んでいる以上、これまで培ってこられた、お客様からの信頼を絶対に落としてはならないという自覚を持ち、運行を行っています。
トラック運転手の使命
トラックは陸送の要です。
トラック運転手は必要な人に、必要なものを、必要なタイミングで届けるという大きな使命を背負っています。
特に災害時はその存在がクローズアップされます。
あるドライバーの経験をお話しします。
埼玉県秩父市が大雪によって陸の孤島となった数年前。大雪の日を境に物流は途絶え、スーパーやドラッグストアの店内にある商品は空になり、一部地域は食料不足に陥りました。
そうした中、「どうしても食品を持っていく車を作ってほしい」という依頼が舞い込んできたのです。
会社として大きなリスクを背負う一方、困っている人がいるというどうしても引き下がれない事情に対し、当社は1台だけの配車を決定しました。
用意したのは機動性の高い2tトラック。後輪にチェーンを巻き、予備のチェーン、長靴とスコップを積んで会社を出ます。
担当するドライバーは20年以上のベテランでしたが、秩父市内に入るとそこは雪景色一色。路肩の雪はトラックの荷台部分まで到達し、視界もかなりさえぎられています。
通常1時間程度で着く道のりが、車がまっすぐ走らず4時間かけて、ようやくお店の駐車場に到着しました。
するとそこには多くの人だかりが。トラックの荷台を開けるとドラッグストアの店員さんが、売っていない商品を配っているのです。
この光景にあっけにとられていると、一人のおばあさんがトコトコとドライバーのもとへ近づき、こう言ってくれました。
「ありがとう。あなたのおかげでまだ生きられる」と。
荷物を届けたときに、ありがとうという声を聞ける。
この時間はトラック運転手でなければ味わえない瞬間です。